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「鉄鎚」 夢野久作ウィーク第4弾

今日は「鉄鎚」です!

児島愛太郎の父は、叔父である父の弟の良平にだまされ、財産を巻き上げられたあげく、貧困のうちに亡くなります。
父の死後、愛太郎は叔父の良平に引き取られ、相場の会社を手伝うことになります。
愛太郎には、電話での情報から相場の上がり下がりを予想できる能力がありました。
おかげで、叔父からもらう給金もしだいに増えていきます。
あるとき叔父は、愛太郎にとっては従妹の友丸伊奈子という美少女をつれてきました。
一見楚々とした伊奈子は、実はとんでもない妖婦であり、そして伊奈子は叔父の情婦となり、叔父を利用し贅沢三昧する一方で、愛太郎を誘惑し...といった内容です。

自分の感想は、人間はきっかけがあれば悪魔のようになるのだと思いました。
ぶっちゃけ、登場人物に善人が居なさすぎて仰天ですね😅全員悪魔みたいな奴だらけですよ。
今週自分は夢野久作の作品を読んでみて登場人物が悔やむことが多い気がしました。これが夢野久作らしさなのでしょうか。

今回は以上です!夢野久作の感想、そろそろネタ切れになりそう💦
また次回お会いしましょう!では!😁